"> 車の査定を一括で依頼するときの注意点

最大10社など数多くの車買取業者に査定を一括依頼

新車乗り換えなどで自分の車をできるだけ高く売りたいときの定番として、車一括査定という無料サービスがあります。

これは、ネットからの一度の申し込みで例えば最大10社など数多くの車買取業者に車の査定を一括して依頼できるという、とても便利なサービスです。

一括査定は、ちょっと考えてみただけで五つか六つ思い浮かぶほどたくさんのサービスがあり、毎年多くの方が愛車売却の際に利用しているようです。

運営主体も上場企業、車情報誌を発行している企業、また楽天市場で有名な楽天など様々ですが、いずれもネットから複数の車買取業者に一括して無料査定の以来をするというスタイルは一緒で、中には複数のサービスを利用する方も少なくないようです。

今の車をできるだけ高く売却して新しい車の購入資金に当てたいという方にとって、この車一括査定は今のところ最適の無料サービスだと言っていいと思います。

でも予備知識が全く無しにいきなりこの一括査定を申しこんだとすると、ちょっと驚く場合もあるのもまた事実です。

車一括査定を上手に利用して愛車の高額査定を勝ち取るにはどのような点に注意すればいいのか、経験などをもとに整理して紹介してみましょう。

■事前に心の準備、日程の準備などをしてから申し込むこと

言うまでもないですが車買取店は車を買い取って成り立つ商売であり、一括査定による査定依頼情報には1台に付き数千円?の情報料を支払ってオファーしてきます。

早い者勝ちを狙っているのでしょうか、オーナーが一括査定を申し込むと早いところでは30分もしないうちに「査定をさせてください」というオファーが入ってきます。

通常の車であれば一度の一括査定依頼で大体5~6社くらいからそのような電話が入ると思います。

ですから一括査定を申し込むときは、そのような電話が次々と来るものだということを前もって認識し、各社の出張査定の日程を当てはめられるように査定を受ける日どりも事前にセットしておくべきです。

査定は商談も含めて1社当たり1時間もあればいいですから、5~6社であれば1日で各社の出張査定の予定を当てはめることができると思います。

こうしてまずは自分の都合の良い日時を選んで各社の出張査定のスケジュールをセットします。

■全社が査定し終わるまで売却先を決めないこと

さて出張査定の日が来れば各社の査定マンが次々と訪れて、あなたの車を査定するわけですが、注意しなければいけないのは、予定されている全社が査定し終わるまでは絶対に売却先を決めないことです。

各社には「査定額が一番高い所に売る」ということをしっかり伝え、全社の査定額が出揃ってから一番高額のところに売却すればいいのです。

業者によっては「今すぐ決めてくれたら特別に○万円上乗せします」などと即決を迫るような場合もありますが、その場の雰囲気や勢いで即決しないようにするべきです。

途中で売却先を決めてしまうとその後に出張査定をすることになっている会社に対して失礼なことになりますし、「もっと高い所があったかも知れない」という後悔を残してしまうことになりかねません。

「各社の査定が終わったら一番高い所に連絡します」の一点張りで通すようにしましょう。

■「全社終わったらまた連絡をください」という会社は買う気満々

一度実際経験したことがありますが、中には査定金額を提示した後に「1回りしたら最後にまた連絡をください」という買取店がいる場合もあります。

そのような業者は、その車を買う気満々の業者だと見ていいでしょう。

中古車の一括査定においては、通常査定する順番が遅いほど買取りできる確率が高くなると言います。

後出しじゃんけんのように他社の査定額を踏まえて自社の査定金額を提示できるからです。

ですから一巡後にまた連絡をくれという業者は、自社も含めて一番高額となった査定額を見て、それに更に金額を上乗せしようとしていることになります。

このような業者はまさにその車を買う気満々なのですから、一巡後に連絡してみるのがいいでしょう。

■契約書の内容を良く確認すること

一括査定に参加している業者にはそんな悪質業者はいないでしょうが、ネットなどでいわゆる「二重査定」のトラブルを目にすることがあります。

他社との競争上一旦は高額査定で買取りを決め、契約し車を引き取ってから「具合の悪いところが見つかった」などという理由で査定額を引き下げてくるというのが「二重査定」といわれる手口です。

車の査定というのは査定士の資格を持ったプロが対象車両のトータルな評価を行うものであり、一旦提示された査定金額は変更されてはならないのが筋なのですが、中には悪質な業者もありこのような二重査定を行ってトラブルになるケースもあったようです。

心配し過ぎだといわれるかも知れませんが、このようなトラブルの心配を避けたいのであれば、売却の契約の際に「この査定金額は後で変わることはありませんね」と念を押せばいいでしょう。

口頭だけでは心配だというのであれば、その旨を契約書の末尾にでも加筆してもらってもいいでしょう。

そもそも一括査定への参加業者というのは運営主体の厳格な審査にパスした業者ですので、このようなトラブルの懸念は小さいと思いますが、万が一ということもありますので万全を期しておけば安心でしょう。

■業者ペースの商談に乗らないこと

ところでいくら自宅での出張査定とはいえ、5社も6社も相手にするのは大変だと感じるかもしれません。

でも上でも書いたように、各業者とのやり取りは「価格が一番高い所に売るので査定してもらいたい」の一点張りで十分なのです。

「十分」というよりもそれ以外の余計なことは一切しゃべらない方がいいかもしれません。

もちろん査定マンの質問には答えられる範囲で答えることになるでしょうが、それ以外のことは話さない方がいい結果を生むことになると思います。

他社との競争になる一括査定の場合、車買取店にとって最も手ごわいのは「車のことは分からないのでともかく一番高い所に売りたい」というような人だと言われます。

車に詳しいからといって下手に査定マンとかみ合うような話をしてしまうと、プロの術中にはまってしまうということですね。

かつての我が家の家内のように、「エンジンブレーキのスイッチはどこ?」というような人にあれこれ査定のマイナス要因を話しても、納得してもらうどころか馬の耳に念仏で話自体が通じないわけですから。

その車を買取るためにはともかく他社より高い査定額を提示するしか方法が無いということになります。

クルマ好きで自分の車に詳しかったりするとつい査定マンの話のペースに乗り勝ちなものですが、すっとぼけて車のことはあまり分からないというスタンスで望んだ方が賢明だと思います。

その方がまたストレスが少なくて楽ですからね。

ボディーカラーなどのアピールができなくなるではないかと心配になるかもしれませんが、各社の競争になればそういうプラスポイントを見逃すはずがありません。

最後は1万円、5千円の勝負になるのですからプラスポイントもマイナスポイントもシビアに把握したうえでライバル社に勝負をかけるはずです。


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